新旧暗号方式DESとAES
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インターネットなどコンピュータネットワークの普及により、あらゆる情報を手軽にやり取りできるようになったが、その一方で情報や秘密の漏洩などのリスクも伴う。そのようなリスクを避けるために、情報を暗号化して送信する技術がある。今回は基本的な共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の知識をもとに、DES、トリプルDES、AESなどの種類がある共通鍵暗号方式にスポットを当てていく。特に最新のAESについては、Rijndael(ラインダール)方式やSPN型ブロック暗号などについて詳しくふれる。
暗号化のメリットとは何か
今回の講座では、暗号化方式の話題を中心として、その種類や、現在いろいろな場面で用いられているDES、さらには徐々に普及し始めているDESに継ぐ暗号化方式、AESについて学んでいこう。
そもそも暗号化とは何であり、またそのメリットとはどのようなものなのであろうか。これを簡単に理解するには、誰にも知られたくない情報を、特定の相手とやり取りする場面を想定すれば分かりやすい。例えば、A子さんとB雄君が交換日記をやり取りする場合をイメージしていただきたい。その場合2人は、日記帳を第三者に見られないように、鍵のついたものを用いるだろう。2人は共通の鍵を持つことで、ほかの人に見られないように日記のやり取りができるようになる。
コンピュータネットワークを介して情報をやり取りする場合も同様に、ネットワーク内の悪意ある第三者によって情報が盗聴されるのを防止する策がある。これが暗号化ということである。やり取りする情報(これを平文(plaintext)と呼ぶ)を暗号化して送信すれば、途中でこれを見られたとしても、内容が漏洩する可能性は限りなく低いものとなる。また、送信先では、届いた情報を復号化し、もとに戻すことで、問題なくこれを読み取ることができる。このように暗号化(encryption)は、安全な通信環境を実現するために不可欠な技術だといえる。
なお、暗号化方式には、大別して共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式が存在する。まずは、これらについて簡単に見ていくことにしよう。
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