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電力線通信

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公衆電話網をベースにした音響カプラの時代からモデム、そしてブロードバンドの立役者となったADSLを紹介した昔編をうけ、今編では光ファイバをベースに大容量回線を実現するFTTHを中心に詳しく解説する。光ファイバケーブル網の整備は現在急速に進み、今後の主役となっていくことは間違いない。また、ラストワンマイルの新たな形として注目を集めるFTTRや、電力線を通信ケーブルとして活用するPLCなどの話題についても触れていきたい。

ADSLが普及し始めたのは2000年に入ってからのことだったが、国内のアクセス回線の光化計画はそのずっと以前から進められていた。具体的には、NTTでは1994年12月の時点で、光化の具体的な推進方針を示した「アクセス網の光化について」を発表している。これによると、まず、き線点(配線点:NTTビルから引かれている地下加入者ケーブルが地上に立ち上がった地点)までの光化を2010年までに全国整備するという目標を立て、その上で、光通信サービスが実現できる年を2000年と想定し、それまでの期間を整備期間と位置付けていた。


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