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lessコマンド

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ファイルの内容を画面ずつ表示する

■-- 文法 --■

less (オプション) ファイル名

     例)
       less▲new_file.txt
      「new_file.txt」のファイル内容を画面ずつ表示する
※▲はスペースを表してます。

■ オプション

-c 1行ずつ画面表示しないで、画面をクリアして表示する
-e ファイルの最後を2回表示すると終了する
-E ファイルの最後を1回表示すると終了する
-f テキストファイル以外にも警告を表示しないでファイルを開く


■ 実行例

-----------------------------------------------------------------
# pwd         ←現在のディレクトリを表示します
/var/log
# ls -l messages    ←「messages」ファイルの詳細を表示します
-rw------- 1 root root 70652 12月 11 23:29 messages
# less messages ←「messages」の内容を画面ごとに表示させます
Nov 25 02:33:52 snoopy syslogd 1.4.1: restart.
Nov 25 02:33:53 snoopy syslog: syslogd startup succeeded
Nov 25 02:33:53 snoopy kernel: klogd 1.4.1, log source = /proc/kmsg started.


********************************
おぼえると便利なオプション
********************************
 画面をクリアして表示する

# less -c messages
Dec 12 00:15:13 snoopy syslogd 1.4.1: restart.
Dec 12 00:21:46 snoopy su(pam_unix)[2661]: session opened for user news by

表示するときに画面を一回クリアしてから内容を表示します。

コマンド操作しているとファイルの内容を表示した箇所と、いままで表示していた画面の区別がつかない場合が良くあります。そんなときにこれをつかうと画面に表示されるのはファイルの中身だけですので、わかりやすいと思います。

前回紹介した「more」とおなじファイルの内容を画面ずつ表示するコマンドですがオプションが多少違います。どちらかというと「more」の方が「less」よりも使いやすいかもしれませんね。

いろいろなオプションがありますから、自分に合うほうを使うと良いでしょう。とりあえず、両方つかってみてください(笑)
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