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cutコマンド
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■-- 文法 --■
cut▲(オプション)▲ファイル名
例)
cut▲-f3▲file_test2.txt
パターン検索し、一致するものを抽出する
※▲はスペースを表してます。
■ 説明
cutコマンドは、タブなどで区切られたデータの中から、特定の項目を抽出する場合に使用します。コマンドを実行する際には、特定の項目を抽出したいファイルを引数として指定します。
■ オプション
-b 指定したバイトの箇所を表示する
-c 指定した文字の箇所を表示する
-f 指定したフィールドの箇所を表示する
-d 区切り文字の箇所を表示する
■ 実行例
▼ 指定したバイトの箇所を表示する
-----------------------------------------------------------------
$ cut file_test.txt ←ファイルの内容を表示する
12345 abcdefg 000000 678910 hijklmn
$ cut -b1-7 file_test.txt ←「cut」コマンドを実行する
12345 a ←「file_test.txt」ファイルの1バイト目から7バイト目までが表示される
-----------------------------------------------------------------
▼ 指定したフィールドの箇所を表示する
-----------------------------------------------------------------
$ cut file_test.txt ←ファイルの内容を表示する
12345 abcdefg 000000 678910 hijklmn
$ cut -f3 file_test2.txt ←3つ目のフィールドを表示する
000000
-----------------------------------------------------------------
オプション「-f」や「-d」を実行する際には、フィールド区切りはタブ区切りになっていないと、デフォルトでは抽出できません。
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